Stuart Diamond Back Butter Scotch Blonde

フェンダー カスタムショップの立ち上げから、最高峰であるシニア・マスタービルダーとして故John English やJ.W.Black等とともに一時代を築いたFred Stuart (フレッド・スチュアート)。

トラッドなスタイルの楽器製作を得意とし、40th Anniversary Telecaster や“スネークヘッド”のTelecasterレプリカなどのプロジェクトも手掛けました。中でも彼の製作するテレキャスターはマスタービルドの中でも随一と評価されており、名手 ダニー・ガットンのテレキャスターやリッチー・サンボラのWネックTLを始め多くの有名アーティスの楽器も製作。

その後、同じくマスタービルダーであったアラン・ハメルとの「A&F Custom Guitar」を経て “Stuart Fine Custom Instruments”を立ち上げ現在に至ります。そんな彼が今回手掛けたのは、レオフェンダーがTelecaster (Broadcasterr) のプロトタイプとして製作したスネイクヘッドTLをアレンジした一本。

ライトウェイトのアッシュボディーは見事に1ピースで重量は3.06kg。板目のメイプルネックは程良い厚みを持たせた50s Cシェイプを採用。3:3のペグ配列が生み出すテンション感はこのヘッドならでは。指板のポジションマークにはモデル名同様にガラガラヘビを連想させるダイアモンド・インレイがクール。

P.UにおいてもFender時代から高い知識と技術を誇るをスチュアートですが、こちらも彼自身によるハンド・ワウンド。アルニコ3マグネットを使用したリアP.U、フロントにはあえてアルニコ5を使用したカバーレスの組み合わせ。

リアは非常にクリアで濁りの無いトーン、巻き弦も非常にタイトに出力してくれます。対してフロントはファットでホットなサウンド、トーンを絞ってP-90ライクなジャジートーンを出すのも良いです。また4Way SWを採用し、通常のMixに加えてシリーズ(擬似ハムバッカー)出力もセレクト可能。

完全なるハンドメイドの為、仕上げはピカピカとはなりませんが、そこは味としてお考えください。何と言っても、彼が製作したギターを手にするとテレキャスター本来の原始的ギタートーンを再認識させてくれます。

生々しいトゥワンギーサウンドとギターの旨味であるミッドレンジに美しいトレブル。TLシェイプのギターは数あれど真のアメリカンサウンドが欲しければこれです!!

Body：Light Weigth Swamp Ash 1PC
Neck：Maple One Piece
Neck Shape：50s C-Shape
Fret：Mid Jumbo 21F
Finish ：Lacquer Finish With light distressed
Pickup：Fred Stuart Custom Wound Set
Control: Master Vol / Master Tone / 4Way SW
Hardware：Nickel&Chrome
Tuning Keys：Vintage Telecaster Style
Bridge：Vintage Style / 3Way brass
Tweed Hard Case